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千葉テレビにて水曜深夜に放映が開始された『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』のACT1「Spring of the DEAD」を視聴する。
原作未読。不死身藤美学園と初っ端からネタバレか? なんて思いつつ、開始早々学園中をゾンビが徘徊しまくるノンストップアクション全開が清清しい。
でも、やはりゾンビは、ロメロ系なんですな。私的には続編を名乗りながら、設定を破壊した《バタリアンシリーズ》(4、5除く)の様なゾンビも期待したいんですがね。
それにしても、グロはともかく、パンチラ全開な展開は微妙。まあ、エロはB級ホラーの定番ではあるのですが、どうせなら、ゴア・ホラーでもやってくれれば良いのだか・・・放映できなそうですがね。
しかし、主人公達(死ぬのは除く?)がどうしようもない感じの人間ばかりではありました。この人が、もう死んじゃうの? 的な驚きだけの作品にはなってほしくありません。
って事で、アニメ――原作は漫画らしいのですが――で、B級ゾンビものという目新しさを除くと、至って普通の開始でした。今後、ゾンビものにあるまじき新機軸な設定が発生したりする事を期待しつつ、このままでは単に”アニメだった”で終わってしまいそうなのが怖い。
しかし、今夏はホラーが多いですなあ・・・オカルトをホラーと呼ぶかは微妙ですが、今夜もありますしね。
過去blog
2007年6月10日:バタリアン5 DVD鑑賞
2006年11月3日:バタリアン5 映画館で鑑賞
2006年7月11日:バタリアン4 映画館で鑑賞
『魏延』読了
桐谷正 PHP研究所(PHP文庫) 364ページ 724円+税
三国志の蜀将・魏延の生涯。”韓信の剣”を入手した事で、自らを韓信の生まれ変わりと信じるようになった魏延が、其の人生を模倣する様が描かれています・・・まあ、叛乱で処刑まで真似なくても(韓信は叛乱してませんが・・・魏延もか)。また、黄忠こそが彼を唯一理解してくれる人物だったとして、結構出張っておりました。
もちろん魏延が主役となりますと、諸葛亮は割りを喰らうわけで・・・そもそも劉備の遺言を聞かずに馬謖を重用したりと、魏延を使いこなす器量は無かったんだなあ、と。まあ、諸葛亮も、自分の駒となる忠実に命令に従うタイプの武人だけは好きなんでしょうなあ。
ちなみに演義ではなく、史実寄りとなっています。
魏延は、人によって、好き嫌いのはっきり分かれる武将で、諸葛亮好きな友人は嫌って、呂布等の脳筋好きな友人は好んでました。
2010年5月24日第1版第1刷 ISBN:9784569673943