今野勉 新潮社（新潮新書） 222ページ 700円+税
”やらせ”に関しての報道側からの主張。話題になった『NHKスペシャル 禁断の王国・ムスタン』を例に、ドキュメンタリーにおける”やらせ”に対しての反応を様々な立場の意見を取り上げながら描きます。
読者には、再現＜誇張＜歪曲＜虚偽＜捏造、をどこまで許容できるかを問いかけるものなんですが、私的にはカメラを意識した時点で既にやらせであり、新聞ですら自分達に都合のよい編集を行うやらせでしか無いという考えなので、別に構わないのではと思ってます・・・まあ、真実を捻じ曲げる歪曲以降は問題ですが。
2004年10月20日発行 ISBN:4106100886
