『犯罪者プロファイリング』読了

渡辺昭一 角川書店角川oneテーマ21) 213ページ 705円+税
 犯罪の情報分析技術プロファイリングをその成立から各国のプロファイリング技術、日本の犯罪者プロファイリングまでを網羅した書。なんと言いましょうか、統計し易いからなんでしょうけど強姦事件の判例がやたらと多過ぎて、似非フェミニストとしては読んでいて非常に辛かった。もちろんどちらかと言えば学術的な記述が多いのですが・・・。
 それとマスコミ、識者と言われる人間達の犯人予測は、ほとんどの場合推測でしかない事を知りました。ただし、プロファイリングは地道な捜査を補佐・補助するためのものでしかない、と明言してはおりましたが。
 2005年2月10日初版発行 ISBN:4047041904