諸事情により二冊所持してしまった『電撃マ王』の創刊号の感想をば。ちなみに「マ王」の「マ」は、正しくは麻垂れに「マ」です。
「電撃」を冠しているのでモロ分かりですが、メディアワークスから刊行された総合誌・・・と言ってもオタク専門の偏った総合誌です。『電撃王』のような感じではありますが、こちらはPCゲーム(主にエロゲー)が無いので、親御さんも安心して子供に買い与える事できるでしょう・・・メイドヘアサロンの漫画とかありますけど。
うーむ、ぶっちゃけゲーム関連が半分、連載漫画が半分と言った体裁で、とても中途半端な雑誌になってしまっているのがなんとも・・・。まあ、こういった総合誌を購入していない者としては、ゲーム、漫画だけでないのが魅力ではありますが、現状ではその情報も1〜2ページと少ないのが難ではありますな。だったら『日経キャラクターズ』を買うよ、と。
で、その半分を占める漫画なんですが・・・イメージキャラクターを描かれている田中久仁彦さんの漫画があれば良かったんだけど、なんちゅうか判断に迷う漫画が多いです。
『テイルズオブジアビス』(玲衣)、『魔界戦記ディスガイア2』(へかとん)辺りが目玉のようですが、基本的にネタバレが好きではないのでゲームをプレイするまでは読むのは辛い*1。まあ、『ディスガイア2』に関しては、堕天使フロンが出ていたので読んでしまいましたが・・・ゲームテイストなエトナの次回予告は良かったかな。
他には、アパートものな『歩いて一歩!!』(武田すん)と、フロム・ソフトウェア原作の『【eM】-eNCHANT arM-』(ほづみりや、関涼子)は、ちょっと気になりました。
つう訳で、注目すべき作品は上記くらいかなあ、と思っていたら・・・ありました。
注目・・・どころか、なんでこの雑誌に掲載されているの?
と思いたくなる程、毛色を異にする感漂わせた作品が!
『プリンセス破天荒』(田中圭一)。
知る人ぞ知る。某社に勤めていた人は皆ご存知なお方。
内容は、ゲーム業界を描いた漫画なんですが、シモネタの連発に実名暴露。ほんと、やりたい放題です。
多分、数ヵ月後には雑誌の主旨から離れ過ぎているという理由で打ち切りになりそうな予感もしますが、自分は応援します。