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　ネットオタクエンド芹沢暦、ルートクリア！
　クリア時の経過日数は53日で、ゲーム時間は11時間程でした。
　昨夜中にクリアしようと思っていたのですが、まさか無人島生活があんなに続くとは思っておらず、深夜3時までプレイしても終わる気配が無かったので寝てしまい断念。本日になってやっとこクリアしました。
　え！？　海琴ルートじゃなかったかって？
　・・・
　轍君がまたしてもやってくれました。
　29日、「万座毛」・・・海琴
　30日、「海洋博公園」・・・海琴
　31日、海琴起こしに来る・・・これで海琴ルートは確定だと思った。「比地大港」・・・特に無し。
　32日、「タナガーグムイ」に行くと、突然、暦イベントが進み始めました。
　しかも轍君、
「もう一度、俺は自分の旅を見つめ直す事が必要なようだ」
　と、前回の暦から海琴への旅の見直しに次いで二度目の軌道修正を計ってくれました。
　なんちゅうか、彼自身もなんでしょうが、混乱させてくれます。今回は海琴ルートだ、と気持ちの切り替えを行って暦は諦めよう、と思ったばかりなのに・・・話の流れが散漫となって、ちと辛いです。
　新しく行ける場所が徐々に増えていくので、イベントを進めたければ、新しく出現した場所を選択すれば、と思っていた事が敗因。まあ、本来暦で進めようと思っていたから、別に良いんだけど・・・水族館でのヤギ汁約束は反古か。
　《以降、ネタバレ》
　で、暦EDの感想はと言いますと・・・さすがはメインヒロインシナリオといった所でしょうか。あんな形で「あいつ」が登場したり、プロローグの光からの手紙の謎が判明したり、実際他のヒロインはおまけ扱いだと認識させられました。ちと、ラヴラヴ度がバカップルっぽくて辟易とする箇所が無くもありませんでしたけど、「あいつ」との会話は涙無しに見られませんでしたよ、ほんと。つうか、「あいつ」が新しい友達が出来たと言っているって事は、前作EDは樹か冬EDって事になるんですかねえ。
　それと、暦ルートはなんと言っても、猫好きにはたまらん。冗談ではない程、大量に猫が登場して、その全てが実写ってのは良すぎです。よって、暦ルートを進めていたら、消去しない写真の半分が「CG観賞」で見ることの出来ない猫の写真になってしまいました。まあ、暦自身は「わん」とか言って犬っぽいんですけどね。
　「CG観賞」と言えば、暦ルートをクリアしたけど結構空きがあります・・・真鶴の時は全て埋まったのに、下手すると一列埋まってなかったりしますからねえ。石垣島の選択等誤ったのかなあ。
　そう言えば、暦は段階を追っての失明でしたけど『ミッシングパーツ』の嘉納潤といい、2人目の盲目少女ですなあ。ついでにオプション兄貴付。この設定好きなんだろか？
　で、2人目のヒロインをクリアしたので、コンプリートワークスの封印をちょっとだけ解いてみました。
　三部作なのかあ！？
　でも、この後の話って、真鶴EDならともかく暦EDだと無理なんじゃなかろうかと・・・つうか、暦EDで新ヒロインなんて登場してそちらに轍君が靡いたりした日には・・・そら、恐ろしい事になりそうですよ。まあ、恋愛ゲームではなく純粋に旅ゲームにするってのも手だとは思いますけどね。
　私的推測ですが、轍君は前作からの空白の4年間の間、秋葉原も旅したとみました。真鶴を見て、等身大美少女フィギュア・アーミータイプなんて発想は普通しませんよ。ふと『風雨来記1.5』秋葉原編なんて想像してみたりする。免停でバイクに乗れない設定。秋葉原は狭いので、移動は一時間単位。移動できる店舗数は100強。結局、ヒロインに会えずに終了なんてザラ・・・つまらなそう。

　最後に思ったこと、
　どうでもいい事ではあるんですが、轍君と暦はなんか台詞回しが似ていて時折どっちが喋っているのか分からなくなります。2人とも疑問系やら語尾が近いんですよねえ。音声が無い箇所はほんとバックログを再確認してしまいますよ。
　それと、轍君はどうも性格が変わった気が・・・「うほほ」とか「マイガッ」とか「激レア」とか、なんかはっちゃけ感漂っているんですけど・・・。ってか、武富島で暦に対して、ライターになるなら「ハケーン」なんてマニアな掲示板の言葉は使うな。あんまり変な言葉を覚えるな、ってお前が言うか！？
　まあ、暦の台詞で唯一我慢ならんかったのは「おいちい」かな・・・年考えろよ、と。それとも、今の22歳は皆こうか？
　さて、あとは最後に残ってしまった超絶味覚女・海琴。時間も無いし、途中までは同じだろうから、攻略本でも見ながら終わらせますかねえ。