『鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集』読了

鳥山石燕 角川書店角川ソフィア文庫) 260ページ 667円+税
 江戸時代の妖怪画家・鳥山石燕の妖怪画集。妖怪画の元祖と言える程、現代で流布している妖怪の原形を見ることができます・・・ここらは詳しくないので、更に原典があるやもしれませんけど・・・。画集なのであっという間に読み終えてしまうのが残念。
 収録されているのは「画図百鬼夜行」「今昔画図続百鬼」「今昔百鬼拾遺」「百器徒然袋」となっております。一応記しておきますが「百器」と「器」になっているのは、物が妖怪化したものを集めたからであって、誤植ではありません。
 ちなみに妖怪画と言えば、小学生の頃に見た水木しげるさんの天井下(この書籍にも収録)が非常に怖くて、特に他人の家に泊まる時は天井を見るのを怖がった記憶が・・・そんな頃もありました。
 平成17年7月25日初版発行 平成17年8月25日再版発行 ISBN:4044051011