【雑誌】メディアワークス月刊コミック電撃大王 6月号』
【新書】岩波書店西洋哲学史 古代から中世』(熊野純彦) ISBN:4004310075
【漫画】メディアファクトリー幻想水滸伝Ⅲ 運命の継承者(11)』(志水アキ) ISBN:4840113866
 『電撃大王』は、12周年記念号。別冊付録として(一部)連載コミックの設定&イラスト集が付いておりました。私的には『はやて×ブレード』の設定&幻の第一話別バージョン(詰め込み過ぎバージョン?)が収録(ネーム段階ですけど)されているのが良かったかな。
 本編は、
 『ガンパレード・オーケストラ』(さなづらひろゆき)は、緑の章2話目・・・芝村の黒さが前面に出される話は良いんだけど、なんか結城火焔が金城美姫をお姉様と呼んで抱き付く百合キャラになっているんですけど。それと省略されて描かれる雷電がシュール過ぎ。
 『錬金3級 まじかる?ぽか〜ん』(作:がらくたはうす、画:どれえじゃっきぃ)は、アニメのぽか1の話・・・成る程、アニメで「これまでの話」と言っていたのは、この漫画の前3話の話だったんですな(嘘)。それにしても見開きでノーパンを見せるのはやり過ぎだと思いました。
 『かみちゅ!』(作:ベサメムーチョ、画:鳴子ハナハル)は、章吉とみこの話・・・特にみこ。ってか、祀といいこの姉妹は恋愛感情希薄という事が分かりました。まあ、みこは八島様狙いだった気もするし、章吉の前途は暗い?
 『苺ましまろ』(ばらスィー)は、バレンタイン・・・えっ?
 そう言えば、8月号、9月号、10月号とまたフィギュア付きになるそうです・・・ってか、値段が高くなるから勘弁してほしい。品は8月が「炎髪灼眼の討ち手」、9月が「メロンパンカリモフ*1」、10月が「スク水ツインテール」と全て『灼眼のシャナ』のシャナになるようです。原型製作はバサロキックさん。
 『西洋哲学史』は、先週辺りにPHP新書で刊行されたばかりの気もしましたが、西洋哲学史って流行り?
 『幻水Ⅲ』は、最終巻。当初の進行では全7巻では収まらないだろうと思っていたら、案の定11巻までかかってしまいましたなあ。まあ、非常に面白かったから良いんですけど・・・ってか、ゲームもこんなに面白かったけか、と。漫画を読んで面白かったのでゲームをプレイしてみた、って人がいたら聞いてみたい所ではありますなあ。
 このシリーズ、元々個々のキャラが非常に丁寧かつ心情までをも描写しているのが素晴らしいのですが、今巻でも幼少期のルック、そしてセラを描いていたり、Ⅰ・Ⅱでのルック視点を少々描いたりとルックの内面を掘り下げているのが、ルックとセラの最期並に涙しました。
 それと最後でヒューゴとクリスに劇場ネタ(ロミオとジュリエット)を不自然でない程度に上手く絡ませていたのもゲームの劇場好きとしてはたまらんかったです。あと、前巻で顔見せ程度と憤慨していたビッキーも、初っ端のカラーページに台詞付きで登場してましたしね・・・まあ、小ビッキーはいなかったのは釈然としませんでしたけど。
 最後に108星勢揃いのカラーイラスト(ⅠとⅡの主人公もいますが)が挿入されているのも良かったです・・・アイク良過ぎ。
 それにしても、志水アキさんには、できれば『』か『』、もしくは『』の漫画を描いてもらいたい・・・『』は、まあいいや。

*1:ウズベキスタンの大統領ではない