『日本史の一級史料』読了

山本博文 光文社(光文社新書) 218ページ 700円+税
 歴史研究者(の一人である著者)が、どのような方法で史料を収集し調査するのかを紹介した書。史料から何が見えてくるのか、後から記された戦記等よりも、やはりその時代に描かれた日記こそ重要な一級史料である事が記されます。
 それと時代劇を楽しむために歴史を学ぶ必要がある事は認めるが、時間は有限な訳で・・・そんな時、この本に記された江戸自体の解説は簡潔で素晴らしい。もちろんほんの端緒でしかありませんがね。
 目次は「有名時代劇のもと史料」「歴史家は何をどう読む?」「新しい史料を発掘する」「一級史料の宝庫「島津家文書」を読む」「「歴史学」への招待」となっています。
 2006年5月20日初版1刷発行 ISBN:4334033539