『功名が辻』の最終回「永遠の夫婦」を視聴する。
 一年間続いたこの作品も遂に最終回。
 日記にはあまり記していなかったけど、ほぼ毎週観ておりました・・・聞いていたと言う方が正しいかもしれないけど。
 山内一豊で一体どうやって一年も持たせるんだ? と不安に思っておりましたが――原作と少々異なってはいたものの――それなりに王道大河っぽく仕上がっていて良かった。まあ、それが物足りないという言い方も出来ますがね。
 役者陣では、千代の仲間由紀恵さんは一時期「あれっ?」と思う時もあったけど、良かった。
 それよりも何よりも西田敏之さん演じる徳川家康が胡散臭くて素晴らしかった。それと足利義昭・・・。
 って事で、総集編も(多分)観ます。
 来年は井上靖さんの『風林火山』・・・私的には山本勘助武田信玄の好悪は関係なく、他の武田関連の作品と比すと『風林火山』自体があまり好きではないんですよねえ。まあ、10年以上前に読んだ作品なので内容はほとんど覚えておりませんでしたが、今年1月にテレビ朝日で放映していたのを観ながら原作を掘り起こした限り・・・ああ、と。
 あ、井上靖さんの作品は好きですよ。『蒼き狼』とか『天平の甍』とか。

 そんな事を記しつつも、大河好きなので観るんですけどね。
 板垣信方千葉真一さん、上杉謙信Gacktさんが演じられるとか、ちょっと気になる点もあるので・・・ってか、武田は著名な武将が多いから、名前が出てくるだけで嬉しいんですよねえ。初っ端なら甘利とか飯富とか。
 それと話的にどう膨らませるのかも気になる限り。武田仕官までで結構割きそうな気はしますが、結局は第四次川中島で終わってしまうんですよねえ。まあ、最後が盛り上がって終わるし、別にいいか。
 天下に戦が絶えないといった終り方をして、ちょっとしたらテレビ朝日では『ラストサムライ』が始まるのは笑えた。