『知の分類史 常識としての博物学』読了

久我勝利 中央公論新社中公新書ラクレ) 225ページ 760円+税
 「百科全書」や「博物誌」「呂氏春秋」等々、世界中の書籍が一体どのような「分類」を行っているのか記した書。分類だけに特化している為、どのような内容なのかはそれ程触れられていないのが残念。分類表だけでページを稼いでいるようにしか見えないのもなんでしたが・・・様々なものを分類するという考え方は興味深い
 目次は「分類の歴史は人類の「知」の歴史である」「博物学の豊饒」「西洋の百科事典の歴史をひもとく」「東洋の百科事典」「図書分類」「分類の可能性」となっています。
 2007年1月10日発行 ISBN:9784121502360