第6回2007秋調査

 アニメ調査室(仮)さん(サイト)にて、アニメ感想率調査の秋調査が開始されており、参加要請を頂けたので参加させて頂きました。『ゼロ魔2』はともかく『ロミ×ジュリ』の視聴終了したら参加しようと思っていた所でしたのでなんともグットタイミングでした。
 しかし、9月終了アニメは、11本と久々に多め・・・なので総評・寸評は一度記したものをちょっと変更して書いてます・・・要するに手抜き。
2007秋調査(2007/7-9月期、終了アニメ、55+2作品)
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B,A,x,x,x,x,x,C,x,x,
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x,x,x,B,A,x,x,x,x,x,
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{総評、寸評など}
07,モノノ怪,A
 前作『化猫』信者。色々と映像的に実験的で面白かったのだけれど、むしろそれだけに特化し過ぎて話がついていかなかった印象を受けました。とは言え、薬売りの存在は非常にユニークなので、三期があれば是非観たい作品ではあります。
11,CLAYMORE,B
 原作半信者。原作通りに進む後半直前までは良かったのだけれど、オリジナル展開になってからは見事に期待を裏切ってくれました。まあ、前半も(原作共々)テレサ登場までは微妙なんですけどね。豪華女性声優達の共演になっていたのは、何気に凄かった、かな。
12,らき☆すた,A
 原作未読。(極所的な)話題性では、今年一番になりそうな作品。京都アニメーションの(色んな意味でも)力を見せ付けられたって感じでした。実際、数年経ったら忘れるとまでは言わないけど、(2期でもやってない限りは)その他のアニメと同列になりそうなんですがね。かなたの話や最終回等、EDを変更してくれれば感動作だったのになあ、と思う事がしばしば・・・実写EDは嫌いじゃないですが、感傷に浸りたい時は、それなりの曲で締めたいのですよ。
18,エル・カザド,C
 イエッサ。って事でエリスと変態を愛でる作品・・・しばらくしたら、L.Aとアミーゴタコスしか記憶に残らなそうではありますがね。
22,大江戸ロケット,B
 時代考証もちゃんとやりつつ、シリアスなだけではなくギャグを織り交ぜ(むしろメイン?)、テンポも話も文句の付けどころが無い様に思えましたが・・・何かが足りない、そんな気分。主人公とヒロインに魅力が・・・脇役達が目立ちすぎだったのもあるかなあ。
27,さよなら絶望先生,B
 原作既読。全くの別物とは言わないものの、やはり別物。この作品本来の売りである時事ネタが、テレビ放映の限界か後半の一部で散見された以外無かったのと、一時停止必須な表現は拍子抜けでした。声が入って、キャラものとしては個々の個性が際立って成功だったかなあ、と。
34,ロミオ×ジュリエット,B
 作品が作品だけに悲劇的な終わり方以外考えづらかった本作。確かに悲劇的ではあったものの、終わり方がとても綺麗だったのが印象的でした。最後にネタバレしていたけど、どうも小粒感だった世界設定には、あんな訳があったんですな。

35,天元突破グレンラガン,A
 ガイナックス面目躍如とばかりにはったりと映像にと高水準だった作品。カミナの存在、アニメ以外での処々の問題等、歴史に残るアニメになるかはともかく今期を代表する作品の一つではありました。
48,アイドルマスター XENOGLOSSIA,C
 原作ゲーム未プレイ。一話、一話は見事なまでに盛り上げるものの、如何せん話が繋がらないという致命的な欠点が残念な作品でした。6話から7話への繋がりなんて詐欺だよ、とかね。
50,Darker than BLACK -黒の契約者-,S
 キャラデザ岩原裕二さん目当てで視聴開始した本作。主人公始め魅力的なキャラ達、SFとしても面白くなりそうな下地が形成されていたりと、非常に楽しめた作品でした。疑問点が微妙に残ったりはしているので、どうせなら一年かけてじっくり描いて欲しかったなあ、と。7、8話の探偵回、13、14話の銀回は永久保存・・・ってどちらも探偵か。
 ちなみに唯一、DVDを購入していたりします。
59,School Days スクールデイズ(全12話),C
 原作ゲーム未プレイ。今期、話題性だけならナンバー1となるであろう作品・・・色んな意味で。10話辺りからの狂気っぷりと、お世辞にも良い作品とは言えないけれど、続きの気になる消費型ドラマタイプな作品ではありました。それまでは清浦刹那出演シーン以外ノー眼中で早送りしていただけなので、むしろこの変貌は嬉しかった。
 年末のPS2ゲームも期待しております。