千葉テレビにて火曜深夜に放映が開始された『狼と香辛料』の第1話「狼と一張羅」を視聴する。
 原作未読。現行のライトノベル中ではトップレベルの人気作品のアニメ化。
 って事で、この手の作品は原作好きな方が多く、下手に感想サイトを読むとネタバレしそうなのが怖いんですよねえ。現状、大きな動きがあるでもなかった第一話が終了しただけなので、様子見という感じが多そうではありますけど。
 中世から近世へと移り変わる時期辺りの西洋を舞台にした交易商の青年ロレンスと、狼=神である少女ホロの物語。
 OPから落ち着いた感じで引き込まれました・・・ホロの裸さえ無ければ、『世界名作劇場』か!? と思わなくはないけど、逆境とか感動は薄そうで派手さの無い淡々とした話になりそうだからないか。
 物語自体は、交易主体で地味になりそうなのが、逆に楽しみだったりします。社会構造だけでなく、貨幣経済でオリジナルな世界観を表現すると言うのには興味がわきます。コイン個々の名称は覚えてられませんがね。
 それにしても、ホロはロレンスの一張羅をラストで盗み着るまで延々全裸だと言うのに、全くエロさもなく、むしろ神々しい・・・と言うのは褒めすぎだけど、ロレンス自体全く無反応なのは何故? その割には、クロアが寝そべっている姿には反応して・・・・・ああ、なる程、あれはクロア自身ではないのか、10年かけて一張羅集めるとか、ロレンスって実は服フェチ?
 で、肝心要なホロは・・・獣耳好き(4つ耳は却下)としては、見た目よりオババ設定も追加されて文句無いレベルでした。
 えーと、一番(私的にお気に入りキャラで)近いのは、『大正もののけ異聞録』の鈴音様・・・かな。あちらは神ではなく、”猫又の頭”ですがね。ちなみに以前にも記したけど、鈴音様の声は『ef』の新藤千尋役のやなせなつみさんだったりします。