『イラン 世界の火薬庫』読了

宮田律 光文社(光文社新書) 186ページ 700円+税
 アメリカの次なる標的イランの現状と、複雑に入り組んだ国際関係を記した書。2007年4月までのアメリカが本当に軍事行動に出るんじゃないかと緊迫した状態の内容となっておりますが、著者はアメリカの行動は否定的・・・まあ、立場的に当然なんでしょうけど。
 イラク戦争・・・と言うより湾岸戦争で、イスラムと言っても一枚岩では無い事を知ったものですが、更に石油利権や思惑が絡んで分かり辛い状況となっておりました。
 目次は「イラン民族の栄光」「イラン革命防衛隊」「南西アジア震源地」「イランとアメリカ」「世界の火薬庫」となっております。
 2007年5月20日初版第1刷発行 ISBN:9784334034030