まったく金髪に弱い奴じゃ」(ホロ)
 『狼と香辛料』の第12幕「狼と若僧の群れ」を視聴する。
 金の密輸開始・・・行きはよいよい、帰りは怖いって事で、次回の最終幕に向けてホロと若僧の対峙、商会の裏切り、ロレンスの役立たず、と盛り上がってまいりました。
 しかし、相変わらずと言いましょうか、ロレンスはホロと組むようになってから、今までよく商人としてやってこれたと思ってしまう程のへたれなダメな子になりましたなあ。まあ、ホロの助けも計算に入れていたりするのかもしれませんがね。
 そう言えば、何気にノーラは、ホロの言動の意味を察知したり、世知に長けているのかもしれませんなあ。
 ってか、腹黒い女なんじゃないかと・・・。
 この作品に関しては(も?)、自分の読みの浅さ、単純さが嘆かわしい。
 斜め上と言いましょうか、悉く予想が外れるような・・・って事で、最初サブタイの「若僧」と言うのは、宗教関連かと、先週登場していた若僧達が何か関係するのか、とか、OPに群れを率いる巨大狼はホロかと思っていたけど、あのサイズの狼が普通に存在する世界だったと言うことも見逃しておりました。そもそもホロが故郷を目指している時点で同類がいる訳ですしね。
 つうか、この手の物語では、仲間は既に絶滅していた、ってのが王道なんだろうけど、早々に同類が登場するとは意表をつかれました。