『恋姫†無双』の第十二席にして最終回「関羽、志を貫くのこと」を視聴する。
 関羽馬超を率いた劉備が叛乱軍討伐の為、病気の張飛と看病の孔明を拠点に残して、官軍に合流。
 しかし、その留守を付かれて山賊団が砦を強襲。犠牲を強いても一旗上げたい劉備と、村人や姉妹等との志を貫きたい関羽が衝突。馬超曹操に土下座までして援軍を請い、唐突に黄忠や、華蝶仮面が登場したりと、まことに最終回らしく盛り上がった内容となっておりました。
 まあ、敵がタダの山賊団ってのがなんでしたけどね。
 で、桃園の誓いは、五虎将と孔明+黄忠娘でした。
 ってか、劉備が、タダの小者だったのは拍子抜け。
 まあ、エンドロールで「劉備?」と疑問符が付けられていたので、偽物のようなので、李逵の名を借る李鬼みたいなものか? と思ったけど、そもそも劉備自体が登場していないから、それはないですな。
 それと、何気に張飛が留守を任されるシーンは、呂布に徐州を乗っ取られるの件を、とか、趙雲の一騎駆けとか、張飛の橋の上での大立ち回りは長坂橋か? とか、三国志好きをニヤリとさせる小技が小気味良かった。
 って事で、最終回。
 結局、関羽張飛の道中記と言うだけで、何をしたかった作品なのかが分からず、中途半端な印象は拭えませんでしたが、三国志好きとしても、ここまで開き直って萌え女性化してくれる潔さには完敗。
 まあ、そもそもゲームの宣伝というだけなのであれば、成功なのかもしれませんが・・・ちょっと、興味持ちましたしね。
 とは言え、さすがに三国武将の女性化作品は、大量にあるので明確な差異は感じられなかった気はします。
 やはり、「項羽と劉邦」とか「隋唐演義」辺りを、やってくれないものか・・・。
 ちなみに水滸伝は、瓊英とか、瓊英とか瓊英とか、萌え要素は十分あるので、敢えて萌え女性化は・・・あ、楊志とか、朱武はなんかカッコ良さそうだ。
 水滸伝と言えば、以前のサイトで昔(7、8年前)こんなのをネタで作っていたなあ、と、恥ずかしながら最終回に併せて貼ってみた→恋愛☆水滸伝サイト1サイト2
 関係ありませんが、作中のCMで『AIR』の「鳥の詩」が流れているんですけど、今更ながらCDが欲しくなりました。
 ※桂遊生丸さんの漫画は読んだことありますが、ゲームは未プレイ、アニメは未視聴なんですよねえ。