『宇宙で一番美しい周期表入門』読了

小谷太郎 青春出版社(青春新書インテリジェンスシリーズ) 201ページ 800円+税
 周期表の成り立ちから法則性、元素の解説と周期表の入門的な内容の書。難しい事は、無くは無いけれど、難解なのは最初の法則性だけ?なので、それを越えてしまえば、後は元素の特徴などに移行してしまい、むしろ物足りない内容となっているやもしれません。私的には、雑学的な要素は十分補充できるので、『QMA』で役に立つ? もしくは、元素漫画『聖痕のクェイサー』が、より楽しめるようになる? なんて思いました。レントゲニウムとかね。
 目次は、「周期表には美しいヒミツがある」「その時、元素が発見された!〜元素概念の結論」「レアメタルはどこにあるのか?〜最先端電子機器のカギが眠る」「生命活動の真実〜人間に必要な、毒!?」「元始、宇宙は単純だった〜周期表1番目の水素の威力」「カラダの材料は核反応で〜遠い昔遠いどこかで誕生した元素」「あるはずの新元素を探して〜周期表を埋める人工元素と放射性元素」となっています。
 ちなみに、ドストエフスキー関連の新書を読んでいたんだけれど、『未成年』の読解であらすじが掲載されてしまっていたので急遽こちらに変更しました。
 2007年12月15日第1刷 ISBN:9784413041874