『豊臣秀長』読了

志木沢郁 学習研究社(学研M文庫) 314ページ 629円+税
 戦国時代、豊臣秀吉を補佐した実弟豊臣秀長の生涯。秀吉の代行として様々な戦線を指揮するなど、派手な実績があるにも関わらず、何故か微妙にその生涯の知られていない日陰武将・・・せいぜい、彼が早くに亡くなった事によって、その後の悲劇が・・・と思われる程度なのかな?
 って事で、兄を助ける為だけに生きている様な人生が延々描かれておりました。本能寺の変辺りは微妙でしたが、全体的に”万能過ぎ”なかったのは良かったです。
 ちなみに秀長は、堺屋太一版に次いで二冊目。
 2008年4月22日初版発行 ISBN:9784059012184