ターミネーター4

 本日は休みだったので、台場のガンダムを見に行くつもりだったけど、急遽思い直して、有楽町丸の内ピカデリーで上映中の『ターミネーター4』(サイト)を鑑賞しに行く。
 全く時間を考えずに秋葉原へ寄ってから行ったものだから、1時間程待つ羽目に・・・場所が移動していたチケット屋で、前売(1300円)を購入して、昼食で時間つぶし。

 丸の内ピカデリーは、本当に久々。いつの間にやら全席指定席になっていたのには吃驚。
 最近――と言っても、『バタリアン5』等、以来なので二年ぶり?――は単館、又は小さな映画館でのみ上映される映画を主に鑑賞していたので、こんな大きな劇場なんて!? と。その為、映画館では、基本前から5列以内に座って大画面を堪能するのですが、いつものつもりで「D列」を希望したら・・・画面が大き過ぎて、色々疲れました。
 お客自体は、平日の月曜午後一って事もあって、予想通り少なめ。上映開始されても、A〜D列では座っている方は一列に数人いるかいないかって程、まばら・・・後ろはそれなりにいた、と思う。
 で、感想は・・・上映開始されたばかりで、ネタバレを見たくない方が多いだろうと踏んで、まずは軽い感想。
 核戦争後の2018年を舞台にしたスカイネット(機械)と人類の戦いを描いた近未来SF・・・ジョン・コナーとマーカス・ライトの二人の男を軸にした物語。前者はシリーズ通しての著名人。後者は・・・。
 全体的に陰鬱とした暗いイメージで、『マトリックス』の破天荒な超能力バトルを、地味な銃撃戦&肉体戦へと変更しただけ。それと近未来のみで過去には赴かない為、様々な種類のターミネーターが多々登場します。ただ、人型よりも人外なのが多くて・・・ほんと、『マトリックス』か、と。バイク型のターミネーターである「モトターミネーター」は、カッコよかったですがね。
 で、ネタバレ含む感想
 ぶっちゃけ、近未来SFとしては面白かったけど、
 『ターミネーター』を見ている気分にはなれませんでした・・・シュワちゃんが登場するまでは!
 ジョン・コナーとか、サラとか、T-800とか、「I will be back」とか、キーワードだけ踊っている感じだったのが、後半某所、いつものBGMとともにアーノルド・シュワルツェネッガー(出演はせず、別の役者の顔をCGでシュワちゃんにしたとか・・・)が登場した時は、安直だけど「帰ってきた」と軽く感動してしまいましたよ・・・活躍が少なくて悲しかったですがね。まあ、良くも悪くも、シュワちゃんあってのシリーズなんだなあ、と改めて実感しました。
 毎度役者が変わって印象薄いってか、混乱させられるジョン・コナーなんて・・・。
 役者と言えば、今作では、先に記したジョンとマーカスの二人が、(『1』で)ジョンの命令で過去に送られ、ジョンの父親となるカイル・リースを守り救出するってな話になっており、そのカイルを演じたアントン・イェルチンは――初っ端は全くそうは思わなかったけど――後半になると微妙に、マイケル・ビーンに似ていなくもない気がした。
 普通にちょっと暗めな映画を楽しみたい人にはオススメ!
 でも、私的シリーズ評価順位は、1>2>4>>>3・・・かな。
 そうそう、上映前の劇場予告を観た感じでは、『カムイ外伝』(サイト)が良さげでした。