北方謙三 集英社（集英社文庫） 388+390ページ 各630円+税
楊志が二竜山の頭目になる話から、武松と逃亡中の宋江が李逵と出会って江州に赴くまでの話。
解説が相変わらず北方さん賛美なのはともかく、ネタバレしているのは勘弁して欲しいですな。と言うことで、この作品では梁山泊に全員揃う前に欠ける人間がいるらしく、逆に全員揃うまでは死なないからと安心して読めないという利点はあります。まあ、楊志に死亡フラグがプンプンですけど・・・まあ、先に知っていたので衝撃は少なそうですがね。
この書籍は2000年11月、2001年5月に刊行されたものの文庫化です。
〈三〉｢輪舞の章｣：2006年12月20日第1刷 ISBN:4087461033
〈四〉｢道蛇の章｣：2007年1月25日第1刷 ISBN:9784087461145
