フジテレビにて木曜深夜に放映が開始された『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の第1話「超平和バスターズ」を視聴する。
 高校受験に失敗して引きこもり状態となった少年”じんたん”の元に、リーダーとして輝いていた少年時代に亡くなった少女”めんま”が現れるという話。
 映像も演出も設定も良い感じに仕上がった感動系の物語となっておりました。中でも、終盤に自宅へ戻った”めんま”の死を自覚しているシーン(この手の作品では、無自覚な事が多いのだけれど)から、”じんたん”が”めんま”を探しに家を飛び出すと同時にED「secret base 〜君がくれたもの (10 years after Ver.)」が流れる件は素晴らしくて、涙出た。
 彼にしか見えない”めんま”という存在が、どのようなものなのか現状では不明ですが、これは、バスターズのメンバーが、徐々に”めんま”の姿を視認できるようになっていって、 最後は全員でお見送りするパターン(”めんま”の希望は、メンバーが全員仲良くなってほしいとか)か、”じんたん”に「ブス」ではなく、「かわいい」といってほしいとかなのかもしれませんなあ。
 逆に、”めんま”の出番は、この1話だけで、2話以降は、”めんま”を探す話になる可能性もありますな。まあ、”死んでいる”事は確実らしいので、行方不明で死体探索といった線は消えるのでしょうけど。
 この手の原作が無く(?)て、先が読めないアニメは予想込みで楽しみですなあ。
 しかし、あだ名に”あなる”は無いよな・・・と思ったが、小学生低学年では、言葉の意味は分らずで、普通に名前から取ったんでしょうけどね。