『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の第8話「I wonder」を視聴する。
 怖い・・・と思っていた”めんま”の母親は、”めんま”をだしにして、浮かれている(様に見える)メンバー達を見てイラっときていただけらしい。
 とは言っても、ラストで”めんま”の存在が、メンバー達だけでなく視聴者にも確定的(妄想の映像化ではなくなった)となったので、母親もいずれ知ってしまうんでしょうなあ。
 苦しんできた自分の前ではなく、引篭もりのニートの前にだけ現れたという現実を突きつけられて、彼女がどう出るか・・・って、あくまで悪役認定かよ、と思われるかもしれませんが、1話で嫌な子供だと思っていた”めんま”の弟が、”めんま”が亡くなってから、ずっと母親にはないがしろにされ続けていた事が分ってしまうと、酷い母親としか思えないし、なんとも涙した。
 それにしても、”めんま”が自らの存在を知らしめる為に行った無言電話や日記帳へのめんまフォント使用は、ホラーっぽいテイストになって寒気がする程、良かった。
 まあ、どうして最初からやらなかったんだ、と思わなくも無いけれど・・・。あんな恥ずかしい性癖まで暴露されてしまった”ゆきあつ”の立場が・・・日記を見て、”めんま”の文字と解読してしまう辺り、どんだけ”めんま”好きなんだ。
 そう言えば、フランダースの犬・・・何を突拍子もない、と思ったけれど、天国へ昇天するという意味では同じなのかもしれないなあ、と。