ハッカーじゃない、ニート探偵だ」(アリス)
 千葉テレビにて土曜深夜に放映が開始された『神様のメモ帳』のpage.1「彼女について知っている二、三の事柄」を視聴する・・・2話仕立ての作りではないながらも、1時間放映。さすがに長い。
 原作未読。ニート、無職のパチプロ、紐と、現代の世相を反映させていると言えるのか分りませんが、通常メインとなる事はないであろうタイプの人物が集合して結成された探偵団(?)の活躍を描いた作品。
 まともな人物が、主人公(高校生)は置いといて、学生のミリオタだけってのが、なんとも・・・ちょっとおかしいが。まあ、ニートに関しては、変なTシャツを着る彼が春にはいましたけれどね。
 主人公のセリフまわしに、『電波女』の主人公っぽさを感じなくも無かったけれど、まだ1話だからなのか、声が違うというのも影響大なのか、あまり気にはならなかった。周りが濃過ぎて、むしろ主人公の突っ込みに同調してしまうってのもあるんでしょうけどね。
 物語自体は、オーソドックスな探偵モノで、何を楽しめば良いのか分りづらく、作品中に漂う空気と言いましょうか、『シゴフミ』を観ている気分になりました。
 って事で、本作の楽しみは、毒舌なニート探偵を自称するアリスの一挙手一投足になるんでしょうかねえ。
 見た目は黒髪幼女と、ここ最近のロリキャラの流れに乗り、更にドクペ好きで、ネットから情報を集めて事件を解決する安楽椅子探偵・・・やっていることは、部下を足代わりにしているだけな気もしなくはありませんでしたがね。
 それと、1話から、出張っているし・・・。
 それにしても、作品の時代的に仕方ないのだけれど、節電の叫ばれる中、あれだけのPCが並ぶシーンは壮観。何気、『lain』が視聴したくなりました。