ゲッサン 2011年 11月号 [雑誌]

ゲッサン 2011年 11月号 [雑誌]

 『ゲッサン』は、
 本日単行本1巻刊行の『鉄楽レトラ』が表紙・・・数ヶ月前に読み始めたのに、いつの間にやら、この雑誌を買うようになって、今や最初に読む作品となっています。
 『鉄楽レトラ』(佐原ミズ)は、巻頭カラー。主人公の妹・銘椀に対するイジメ(?)を取り上げた内容ではありますが、やはり女の子で顔に傷があるのはキツイのか・・・この絵では可愛く見えてしまってなんだけどね。

 それにしても、銘椀は主人公以上に自己犠牲の精神が強過ぎて、毎度貧乏くじを引いて悲惨すぎる。本人はそれで良いみたいなんだけれど、彼女には幸せになってもらいたいものですな。総じて、この兄妹は関わる人間は良い方向へと向かうのに、この二人は亀の歩みなのがじれったい。
 ほんでもって、ラストで主人公は運命の女性と再会・・・と言うか、一方的に視認するだけでしたが、そこで続く。
 次号は休載・・・無念。
 『アサギロ〜浅葱狼〜』(ヒラマツ・ミノル)は、試衛館に潜入した藤堂平助が、沖田総司に扱き使われながら、実は修行になっていた、な話。
 『月の蛇〜水滸伝異聞』(中道裕大)は、宿元景が率いるはずであった十節使の指揮をl、高キュウが奪っての梁山泊討伐戦・・・早くも暗雲立ち込める、ってか、官軍に敗北フラグが立ちまくりすぎです。
 って事で、今回は懐かしの水滸伝キャラが多々登場して、新規は関勝と呼延灼の二将となっておりました。

 『信長協奏曲』(石井あゆみ)は、上杉謙信の下へ戻った忍・おゆきの話。その姉は本物の忍っぽくて、何を考えているの分りづらくて怖そうだ。