『Fate/Zero』の第二十二話「この世全ての悪」を視聴する。
 ギスギスしたやり取りのみになってしまった切嗣・セイバー組に対しての、ウェイバー・ライダー組の主人公格オーラが止まらない。
 ウェイバーの洗脳を見抜いていた爺さんとの会話もウッときましたが、その後のライダーとのやり取りは――ウェイバーの涙は、やりすぎでしたけど――涙無しでは観ていられませんでしたよ。頼りないと思われていたウェイバーも、やっぱり頼りないままではあるものの、しっかりと成長している様子を、慈愛なのか、父性なのか、ライダーが包み込んでいる姿は、さすがは征服王という所か。そのライダーと比してしまうと、金ぴかは・・・度量に欠けて見えますなあ。
 で、物語も佳境。切嗣が聖杯を欲する理由を聞いた綺礼が、あまりのくだらなさに呆れて、あまつさえアイリを絞殺。
 アイリが死んでしまって聖杯は大丈夫なのか? と思っていたら、アイリの大量の失敗作達とイリヤの登場する夢なのか現実なのかが交錯する不思議空間へ・・・聖杯、そしてアンリマユ。
 久々登場のイリヤは、相変わらずのイリヤでした。『プリズマ』のアニメ、楽しみですなあ。
 ちなみにアンリマユに関しては――一応、前作のPS2版全ルートを通ったものの――桜ルート関連で色々あったのを覚えている程度で、設定はほとんど忘れてしまっています。