2月27日より公開されたものの土日も仕事で観られなかった『ザ・ブリザード』(サイト)を、TOHOシネマズ錦糸町にて鑑賞してまいりました。『珍遊記』と悩んだのですが、秋葉原を出た時間からこちらに間に合うと踏んで、でした。
 まあ、上映開始が12時35分で、錦糸町着が12時30分というギリギリ状態でしたけどね。劇場に着いてからチケットを購入。会員の6ポイント使って無料! と思ったら、3Dなので(メガネは持ってきていたものの)鑑賞料300円は取られました。
 既に35分は過ぎているものの、最初はCMだろうしと、ポップコーンセットを購入してゆったりと入場・・・余裕でありました。お客もそれほど入っていなかったので、あまり迷惑にもならなかったかな?
 しかし、慌てて入ったものだから、最初の数分鑑賞して・・・あれ、スクリーン間違ったかな? とちょっと内心ドキドキでした。やはり、冒頭にタイトルを出すのは重要だなあ、と。パンフは鑑賞後に購入しました。

 で、本作は実際に発生した海難事故を基にした作品。どこまでが事実でどこからが虚構かは分かりませんが、終盤は出来過ぎだと思ったので虚構、と思ったら、あの目印は実話だったか。
 沈没・分断されたタンカーから生存者を救出する為、沿岸警備隊員たちの奮闘が描かれるのですが、PVを見て予想したものとは結構違いました。
 ・32人の生存者に救命艇の定員が12人・・・何度か行き来して救出する事になるも、誰が先に救出されるかで醜い争いが繰り広げられるもの、と。
  ⇒そんな事はありませんでした。
 でもって、感想は、
 ・救出艇と沈没船の中での奮闘が面白かったから、人間ドラマ寄りになってしまっているヒロインパートがうーむ、という状態で、なくても良かったかなあ、と、まるで『真田丸』を観ている時の心情でした。まあ、あちらは確実にいらないけどね。
 ・EDのスタッフロールで、当時の写真や実在の方々の写真など心憎い演出だと思っていたけれど、ヒロインは・・・女優と比較されてしまって。
 ・3Dで鑑賞したものの、あまり3Dの恩恵を受けている気はせずでした。4DXでも上映しているらしく、そちらであれば海だし、水関連と揺れはとんでもないことになりそうで楽しそうだったなあ、と。船酔いしそうだけれど・・・。
 ・初っ端に主人公がヒロインと婚約して春になったら結婚しようとか死亡フラグを立てるが、さすがに実話では、死亡はないか、と。
 って事で、漢パートは良かったけれど、それだけでした。まあ、今更ながら『珍遊記』の悪評を知って、良い選択をしたのかな、と思いつつ、『ミルキィ』か『シャーロック』、もしくは『セーラー服』にすればよかったかな、と思わなくもありませんでした。