4月1日より公開されていた『ハードコア』(サイト)を、新宿バルト9にてやっとこ鑑賞してまいりました。上映終了するシアターが増えてきて、残っているのも時間が遅くて選択肢に入らず、唯一(?)12時から上映という事で、他の映画も気になりましたけど、こちらを選びました。
 バルト9は本日公開の『美女と野獣』目当てが多かったりして、帰りは一緒になってしまったりで、エレベーターが・・・。

 到着が時間ギリギリであったので、パンフとオレンジジュースを購入して早々に入場。
 そこそこの大きさのシアター4で、公開から半月以上経過した平日の昼間・・・なのにそこそこ入っていたのは驚きでした。自分は本日お休みでした。
 FPSゲームまんまな一人称視点の映画となっていて、R15+作品。暴力表現・・・以上にグロ耐性無い人にはキツイと思われるレベルでした。ネタバレになってしまうけれど、目の前で顔半分が吹っ飛ぶとか、ナイフで刺しまくるとか、自らの体を切り裂くとか、そんな虐殺アクションシーンの連続です。
 まあ、それ以上に自分視点であるが故の画面揺れは、1人称視点ゲームに慣れていないと辛いかもしれません。VRや4DX、3Dなら良いかもと思いましたが、多分それだと酔う方が多くなる事が予見される位に激しいものでした。感想などを読んでも”酔う”という方が散見されておりましたしね。
 内容としては、アクションを楽しむ事に特化して、映画的楽しみよりも、ゲーム的な楽しみ方を追求した作品となっています。一つ一つ難題をクリアすると、次なる課題が現れる、ある建物が破壊されたらアイテムが出てくる、敵に対しての動きなどはゲームのそれ、建物をよじ登るシーンやら・・・例を挙げれば枚挙に暇がありません。
 結構エロいシーンも多かったりしますし、笑い要素だけは・・・ちょっと。初っ端の声のシーンと馬のシーンとラストは笑ってしまいましたけどね。
 声と言えば、主人公はサイボーグです。声帯を備える前の状態であったため喋れないという設定となっています。どの様な顔かすら分からないのですが、こちらは最後の最後で見る事ができます。視点に関しても、頭部が破壊された際に目が外れてしまうと画面には二つのそれぞれの視点となるなどは面白かった。