昨日購入した『ももえサイズ[完全版] A・Bパーツ』(結城心一)。
 現在『電撃大王』にて連載されている『電撃ももえサイズ』の前の話となる作品でして、一時期入手困難作だったものが新装版として刊行されたものです。
 死神家に住む人間の少女ももえが、ふとしたはずみで封印されていた悪魔の体が持っていた死神のカマで首チョンパ。以降、死神風紀委員として活躍する話・・・な、パロディギャグ漫画。

 死神のカマで斬られたものは、存在が抹消され、主人公に肩代わりされるって事で、回を追う毎に題名が長くなっていきます。今回、単行本終了時の正式名称は「死神風紀6年生エスパーBHプラ板縦ロールヘリコプターボーリングトビウオとその妹ロボ絶滅ナルト学び舎パワードスーツラミカスパイの大作戦友情ウニマタ○ゴ裏設定青大将放射ダクトヤニタコプレ三つあみメガネ文庫悪魔の坊クラゲ無頼カマボコ板夏のお嬢さんスレイヴ大○魔竜ブルマ宇宙怪獣大きなお友達消しゴム番長鼻行類チョコ零式CGPGももえサイズ」。現在の『電撃ももえ』にも繋がっているため、題名はとんでもない事になっています。しかも律儀に次回予告まで載せているし・・・。

 で、この単行本、実は初見だったりします。パロディ漫画なので、ジブリネタ等の大道から、『∀ガンダム』や『ICO』等の中道(?)まで多種多彩。基本的に解説が無いため、分かりづらいです。『かってに改蔵』が分かりやすく感じるくらい・・・って、分かりづらいと分かるって事は、分かっているって事になる訳で、そもそも分からないネタは分からない訳で・・・。
 ま、いいか。

 ゼットンや、プリズ魔(伏字でした)のウルトラ怪獣ネタを読んで、何気に自分はウルトラ怪獣の知識が多少なりともあるもんだなあと。漫画に登場するウルトラ怪獣ネタは概ね分かりますしね。
 ちなみに子供の頃は、怪獣消しゴムを触っただけで怪獣の名前を言えました。で、今現在手元近くにあった怪獣消しゴムで挑戦してみましたが・・・失敗。
 つうか、アクエリウスくらい触った瞬間、分からなきゃ駄目だろう。