『火の鳥』の第11話「太陽編 その四」を視聴する。
 太陽編最終話。
 今回は、集団バトルから個人バトル、はたまた神界バトルまで、争いまくる話。映像もなんか良かった。天狗の登場シーンと戦闘シーンは惚れ惚れしました。登場人物がそれなりに多くて魅力的なので、1クールアニメとして観たかった気もします。つうか、前回まで批判していたんですが、太陽編として見なければ良い作品であると悟りました。
 ちなみに太陽編として観た場合、韓国の扱いが悪い気がするのと、十市皇女が出ない事、マリモが前面に出過ぎている事、そして何よりも未来パートが無いのはやっぱりいかんですな。
 エピローグも、人間に戻ったがために霊界(狗族)との繋がりが無くなった犬上がマリモをただの狼として忘れて終わるのが良かったのに・・・まあ、未来パートが無いせいで救いを残せなかったから仕方ないんだろうけど。
 そしてやっぱり人間の顔に戻った犬上は、かっこ悪かった。
 自分の嫌いな某ネズミ王国のアニメ『美女と野獣』で人間に戻った途端、アメリカ人の感性を疑った野獣のままの方が良かったんじゃないのと思った事を想起した。