世界の巨大恐竜博2006

 雨が降ると言われてはおりましたが、10日まででは行かずばなるまいと海浜幕張幕張メッセで開催されている「世界の巨大恐竜博2006」に行ってまいりました。
 ってか、2002年の『世界最大の恐竜博2002』(以降、『世界博』)、2004年の『驚異の大恐竜博』(以降、『驚異博』)と何故か二年毎に行っていたので、今年行かないと何気に後悔するだろうなあ、と。
 まあ、相変わらず2500円という入場料はネックではあったんですけどね。食事する所も無いのに、再入場不可でこの値段は高いですよ、ほんと。
 で、入場。
「ゾーン1:プロローグ」・・・先カンブリアからアウストラロピテクス登場までざっと紹介。ちんまい化石ばかりで見所も無し。アースロプレウラの模型は、ちと良かった。
「ゾーン2:小さな体から大きな体へ」・・・P-T境界。
「ゾーン3:モリソン層の生き物たち」・・・この恐竜博のメインゾーンにして、スーパーサウルス始めとした巨大竜脚類の骨格標本が鎮座する場所。中でもスーパーサウルスは各所に化石が分散している上に、「視野」「足跡くらべ」「背比べ」等、体感コーナーも充実。恐竜と言えば白亜紀の肉食恐竜のイメージが強いけど、総じて恐竜博は草食の竜脚類にスポットを当てる事が多いですよねえ。まあ、でっかいってだけで見栄えはしますからね。
 しかし、ゾーン2からゾーン3に出た際、恐竜の骨が徐々に見えるといった感動の薄くなるレイアウトになっていたのはがっかり。「世界博」のレイアウトは、一遍に全て見せられて、うわっ! と感動しましたからねえ。
「ゾーン4:熱河生物群」・・・中国の熱河層群で発見された羽毛恐竜やらが展示されてます。ジュラ紀のゾーン3と白亜紀のゾーン5に挟まれて、小粒な印象。ってか、羽毛恐竜を見るとついつい最後かと思ってしまって、今回は標本少ないなあ、とか思ってしまいましたよ。
「ゾーン5:放散の時代」・・・白亜紀の恐竜達。ティラノやトリケラトプス翼竜など多数。ティラノサウルスの子供が成長するまで羽毛恐竜の如く羽毛に包まれていたという事になっておりました。
「ゾーン6:生命と環境」・・・おまけ。「驚異博」では絶滅危惧種など現在の地球の問題を取り上げたりしとりましたがスルーされていたためか、今回も・・・。
「ディノショップ」・・・物販コーナー。また買った買った。
 ・巨大恐竜博のパンフレット
 ・ブックマーカースーパーサウルスS
 ・飛び出すスーパーサウルス 恐竜プリントクッキー
 ・スーパーサウルス 海洋堂製作オフィシャルモデル
 って事で、それなりに楽しめました。が、去年等行った方は気になる恐竜が新たに公開でもされてない限りは行かなくても問題なさそうです。
 最終週だから混むかと思っていたんですが、午前中という事もあってか、それなりにすいていたのは良かったかな。まあ、平日なのになんでこんなにいるんだ? とは思いましたけど・・・。