『歴史群像』は、伊勢宗瑞(俗称:北条早雲)と北条氏綱の北条二代記「関東「北条帝国」への道」が良かった。
 「(宗瑞は)頭を丸めたとは言え、隠遁するつもりなど毛頭ないのである」・・・”毛頭ない”に強調マークまで付いていたのには、電車の中で、つい吹きそうになりましたよ。できれば北条氏康以降もやって欲しかった。
 他では、「名将・韓信と”背水の陣”」と「五・一五事件 犬養襲撃」かな。特に後者は犬養毅暗殺の検証第一回という事で暗殺の流れが描かれておりました。そこに至る道程や原因は次号・・・。
 で、その次号予告を見ると、近現代しか無いのは何気に不安なんですけど・・・。
 《図説シリーズ》で『縄張のすべて』なんて刊行されていたんだ。
ダヴィンチ 2008/04月号

ダヴィンチ 2008/04月号

 『ダ・ヴィンチ』は、特集「ライトノベルは終わったのか」・・・ラノベ出身作家達の座談会「次に直木賞を受賞するラノベ作家は誰だ?」や、歴史、各出版社のオススメするラノベ等が記されておりました。今更ながら、ラノベをほとんど読んでいないんだなあ、という事が良く分かりました。
 次号はリニューアル号。 『ARIA』のウンディーネを、当地の雑誌っぽく編集した『月刊ウンディーネ』・・・月刊と銘打たれていながら週刊で前回の先輩チームは危うく買い逃すところだったシリーズが、後輩チームになって復活。
 って事で、第一回の今巻は「黄昏の姫君アリス・キャロル」。いきなり真打登場!
 プリマデータや意識調査が興味深い。
攻殻機動隊1.5 HUMAN ERROR PROCESSER 限定版 (プレミアムKC)

攻殻機動隊1.5 HUMAN ERROR PROCESSER 限定版 (プレミアムKC)

 『攻殻機動隊』は、完全限定特装本・・・メタル&レザーのキーチャーム付。
 内容は・・・あれ、前に買ったのが、ちょっと変わっただけか?
 ってか、漫画は半分程で、後はシナリオやらなんですな。設定デザインは嬉しいけど・・・妙に割高感が。
 著者あとがきに、この漫画で『攻殻機動隊』の漫画は終了らしい・・・『アップルシード』と比べれば、一応まとまってはいるからOK?
 つうか、早く『ドミニオン』の続編をですね。