『喰霊-零-』の第9話「罪螺旋―つみのらせん」を視聴する。
 入院した黄泉(生きてた!)は、畳み掛けるような精神攻撃を食らって――殺生石の力も得て――堕ちました。親父連中との会話は一助に過ぎず(婚約解消と飯綱の逃げは大きいけど・・・)、自分を唯一理解してくれていると信じていた神楽に疑われた事が決定打でした。
 神楽を守り愛しむ理想の姉であるはずだった自分が、彼女の理想とかけはなれた罪を犯してしまった事に絶望してしまったのか・・・声にならない黄泉の叫びが、とても痛々しかった。
 先週の件で、黄泉が都合よく喉に怪我をして声が出せないのは、偶然ではなく、三途河による必然なんでしょうなあ。まあ、携帯の入力ができた時点で、釈明できそうなのに、と、ちとがっかり展開ではありましたがね。
 という事で、黄泉への風当たりが、徹頭徹尾傍若無人に強過ぎて観ていて辛かった。いつもなら、何度か観返すのだけれど、その気力も起きませんでした・・・・・・百合同衾からエロ覚醒までのシーンを除いてですがね。