フジテレビにて木曜深夜に放映が開始された『フラクタル』の第1話「出会い」を視聴する。
 ヤマカンこと、山本寛監督作品ということで、作品の内容以外で話題になっていた感の強い作品ではありますが、蓋を開けてみれば・・・見事なまでにジブリガイナックスの既視感から離れ難い作品となっておりました。
 ナウシカばりの飛行シーンに始まって、
 ボーイミーツガールっぷりはラピュタを彷彿とし、
 ロリと二人の男の三馬鹿はナディアのグランディス一味、とても奇矯な振る舞いの多いヒロインは、オネアミス(は、ちょっときついが)のリイクニを想起する始末でありました。
 ただ、宇宙人っぽい両親が、主人公によって生み出されたドッペル(データ体)、働かなくても生きていけるフラクタルシステムだとか、設定が細かく作られた作品のようではあると期待したいので、今後の展開が楽しみです。
 それと、電波なのはともかく、ヒロインの絵柄は結構好きだったり・・・ってか、ヒロインは電波女ではなく、ツインテの方なのか?
 それにしても、内閣改造のテロップ三昧でしたなあ。
 こうして、民主党はアニオタの支持を失っていくのですな。