さあ、ゴミ箱の用意はできてる・・・ふっ」(メリー)
 『夢喰いメリー』の第9話「夢乱れて」を視聴する。
 夢も希望もありゃしない。
 って事で、夢魔によって夢魔を退治する事が寄生された人間の夢をも消滅させてしまう真実を告げられた夢路・メリー・エンギは、夢魔退治に疑問を呈してしまい、追い詰めた夢魔には逃げられてしまうのでした。
 根拠の無い自信程見ていて不快に感じてしまう事は無いけれど・・・アニメだから、普通に解決してしまって俺正しい、となる展開なんでしょうなあ。
 ほんでもって、ついに幼馴染が夢魔の餌食へと・・・やはりと言いましょうか、予想通りに怪しげな先生が黒幕でした。それにしても、高校の先生が夢魔の誘導役ってのは、夢と希望に満ちている頃合であろうから、適任ではあるわけですな。彼が夢を聞き出して、樹海が夢魔を入れる・・・ってな流れであったのでしょうかねえ。そうなると、由衣=エンギの例もあるから、最後に女学生に蹴りを入れていたのは表層化した樹海、と、取れなくもありませんしね。まあ、セリフから地っぽい気もしますが・・・。
 謎状態の続く千鶴が鍵、か?
 本編としてはシリアス気味ではあったものの、前半のメリーがエンギを殴ろうとする辺りまではコメディっぽい動きも相俟って良かった。