ドラマチックが止まらない」(松前緒花)
 千葉テレビにて月曜深夜に放映が開始された『花咲くいろは』の第1話「十六歳、春、まだつぼみ」を視聴する。
 NHK、朝の連続ドラマ小説を観ている錯覚を覚えてしまうが如き設定なアニメ。
 夜逃げした母親によって、祖母の経営する旅館に奴隷住み込みとして働かされる事になった少女の物語。内容的に、暗くなりそうではあるものの、現代という時代設定と、主人公である緒花に、まだ現実感が伴っていないのか、性格的にくじけないのか、明るく――ちょっとバカだけど――前向きなのが、この作品を好印象にさせている要因となっておりました。
 それに比して、ビジュアル的には良いのだけれど、民子は・・・ユークリウッドではないけれど、「死ね」というセリフを乱発する様には嫌悪感が・・・下の作品のハルナも同様なのだけれども、あちらは「shine」って感じだからか、あまり気にならないんですよねえ。まあ、シリアスアニメとギャグアニメでは根幹の意味合いが全く異なるので比較するのもなんですがね・。
 まあ、彼女には彼女なりのものがありそうではありましたが、緒花の母親だけはダメでした。