『響け!ユーフォニアム』の第十三回(最終回)「さよならコンクール」を視聴する。
 北宇治高校吹奏楽がコンクールに出場して、金賞を取るまでの話。
 すべては麗奈の力によるものなのか、先生が優秀であったのか、皆が秘めた力を持っていたのか分かりませんが、これだけは言えるのは、去年辞めた人たちの立つ瀬なし。
 って事で、演奏シーンの素晴らしさはさすがは京アニという所でしたが、それ以上に個々のキャラクター達が良かった。最初はあまりぱっとしないなあ、と思っていたのですが、そんなことはありませんでした。
 そして主人公である久美子とヒロインである麗奈の女の友情を越えたほぼ百合に癒されるのでした。まあ、あまりにその描写が露骨であったので、10話での滝先生LOVE発言は唐突であったが故に久美子の反応を見るためのブラフではないかと疑わざるを得ず。原作を知らないのでこの後どうなるのか分かりませんが、今回のアニメに関しては2期発表も劇場版も無かったので麗奈=百合でOK! ただ、EDでは仲の良さそうな4人だけど、結局久美子以外は麗奈と会話すらしていないのではないか、と。

 あまり期待しないで観ていたのですが、青春物としてとても楽しめました。うまくいき過ぎるとかそういう茶々は無しとして、今期のアニメは失速する作品が多かっただけに中盤からの盛り上がりは半端ありませんでした。