先週より公開されるも仕事で観に行けなかった『君の名は。』(サイト)を、TOHOシネマズ錦糸町にて鑑賞してまいりました。
 新海誠監督がここまでメジャーになっていよう(失礼)とは――『ダ・ヴィンチ』に連載持っていたり、前作も大きく取り上げられたりしてましたが――ファルコム作品で『海の檻歌』を購入した契機になったOPや、『ef』のOPやら、『雲のむこう、約束の場所』頃のファン(その後は噂などから視聴していなかったりするんですけど)としては吃驚でありました。まさか、『シン・ゴジラ』を越えようとするとはねえ。
 ちなみにパンフレットは売切れで買えませんでした。明日京成ローザ行くので買えるといいなあ、と。
(9/4追記)買えました!

 って事で、9時30分回。特典配布があるでもない二週目だというのに満席に近く、カップルや若い人達がとても多かった印象でありました。先週までの噂から、世間が新海作品を認めたのか、新海監督が世間に迎合した内容なのかと思っていたのですが、鑑賞後に自らが誤っていたことを理解しました。
 入れ替わりものにSF要素を組み込んでというお約束でありながらも、小気味良い映像演出が、とても新海監督らしい雰囲気を保ちつつ、青春ムービーとなっておりました。まあ、元々その傾向ではありましたね、と。
 って事で、ネタバレ含む感想をば。(一応、ネタバレは反転しておきます)
・まずは素晴らしい! これに尽きます。この手の青春ものに偏見が無い限りは観るべきではないでしょうか、と。
日付は見ても、年号は見ないか、というツッコミたくなる要素は置いといて、隕石落下からの怒涛の展開は、予定調和な部分もありましたが、思わずこう来たか、と唸りたくなりました。
・最初はともかく、三葉が髪を切ってから、動きや見た目だけでなく、行動力とかジブリアニメのヒロインかと思いました。
・開幕の空のシーン、東京と田舎の風景描写が緻密で、雲の流れの早送り演出は好きでした。
ハッピーエンド、良かった。『秒速』は、本日視聴したが・・・。
 いろいろ記したいが、時間もなく、もう一度鑑賞したいので、その際にでも追記しようと思います。Blu-rayは買いそうです。
 でもって、唐突に脈略なく新海監督おススメOP映像(前にも記したけど)

 何気、遠景とか瞳の演出とか、今回の映画に繋がるものがある?