書籍:『AGHARTA アガルタ[完全版](1)(2)』
 店舗とらのあな秋葉原
 特典:オリジナルカード×2種。1巻2巻同時購入でクリアファイル

 感想:月刊コミック誌ウルトラジャンプ』にて、20年近く前から連載されていた作品でありましたが、2009年頃休載・・・その後、時折続報が入ったりはするものの、連載再開されることもなく、著者自身の続報もあまり聞かずでありましたが・・・集英社からワニブックスへ出版社を代えて、ついに単行本化されなかった分も含めて完全版として完結まで発売されるそうです。
 全11巻という事で、9巻まで刊行されていたので、未収録だった分と雑誌には掲載されていた分、描き下ろし最終章の4話100ページ(著者あとがきより)が10巻、11巻となる訳ですな。
 近未来SF作品と記載されてはいますが、そこまでSFという感じではなく、専門用語を羅列して煙に巻くタイプと思いながら当初は読んでいたのですが、終盤になるにつれて、難解なのは変わらないものの、徐々に全体像が見え始めた・・・そんなタイミングで長期休載となったので、本当に楽しみ・・・なのか、自分の中で分からなくなっています。
 そういう意味では、判型も大きくなって1巻から刊行し直しと言うのは、読み直しも含めてうまい戦略だと思いました。
 9月に1巻2巻、10月25日に3巻、4巻と発売されるらしいのですが・・・最終話を読めるのは(このペースなら)五カ月後か。
 集英社版と何が違うのか確認しようと思ったのだけれど、どこに置いたか捜索中・・・実家から持ってきていたはず、なんだけど。