ゲッサン 2017年 10 月号 [雑誌]

ゲッサン 2017年 10 月号 [雑誌]

 『ゲッサン』は、
 『マチネとソワレ』(大須賀めぐみ)は、「ハムレット」開幕。何気、本誌では楽しみにしている部類となってまいりました。いつオリジナル色をだしてしまうか、と思いつつ。
 『信長協奏曲』(石井あゆみ)は、小早川隆景達毛利側の視点で足利義昭が暗躍しかけるという事で、今朝方明智光秀の手紙から「幕府再興」が本能寺の変の目的であった旨のニュースが流れたばかりでしたので、本作もその路線となるんでしょうかねえ。まあ、本作での明智光秀は本物の信長なんですけどね。秀吉の野望も露わになってきて、本能寺の変によって現代に帰るとか思ったけれど、ひょっとすると本能寺で本物の信長が犠牲となって、サブローは明智光秀=天海説でいくのではなかろうか、と。
 『アサギロ〜浅葱狼〜』(ヒラマツ・ミノル)は、芹沢鴨が相撲取りを斬る話。同道する沖田は鴨のとらえどころのなさに驚くのでした。