ううう〜」(コウ)
 『我が家のお稲荷さま。』の第4話「お稲荷さま。収穫する」を視聴する。
 ちょっとドジな頑張り屋さんコウがメインな話。一応、兄弟の母親の過去も語られておりました。
 何の前置きも無く、豆が余計な事をべらべら喋るものだから、死してなお母親が透を守っていた事実にも感動できず・・・むしろ、30年の人生で出来る事をポジティブに発言している様には何気感動しましたがね。
 それにしても、このアニメの敵は、やっている事は極悪なはずなのに、正体が明かされる戦闘終了後の姿は、途端に情けないと言いましょうか、可愛いと言いましょうか、憎めないのがなんとも。
 そう言えば、視聴スタンスとして、(やはり)コウの行動を愛でる位かなあ、と思いかけていた矢先、今回の天狐空幻・狐形態は破壊力高過ぎでした。
 飯を連呼する狐、爪研ぐ狐、ちゃぶ台返し(をしようとする)狐、照れる狐、テレビ中毒な狐、尻尾を枕にされる狐・・・男性形態はもちろん、女性形態もいらないのでは、と思ってしまった程、狐形態は非常に良いですなあ。声も良い感じですしね。
 で、コウが流しに隠した謎生物は一体何?

『病原体から見た人間』読了

益田昭吾 筑摩書房ちくま新書) 237ページ 720円+税
 病原体から人間の本質を読み解く書。様々な病原体と人間との関係を記した書かと思いきや、それは最初だけで、中盤以降は人の本質を病原体に例える内容へと徐々にシフトしておりました・・・すいません、ここら辺から興味が無くなってほとんど読み流し状態になっておりました。時折哲学的になるものの、基本的には欲望を否定する内容ってなだけ?
 目次は、「病原体の環境と人間の環境」「生物としての病原体」「いろいろな病原体の生き方」「病原体としての人間」「人間特有の生き方」となっています。
 2007年7月10日第1刷発行 ISBN:9784480063687