第14回2009秋調査

 締切ギリギリになってしまいましたが、アニメ調査室(仮)さん(サイト)にて、恒例のアニメ感想率調査・秋調査が開始されておりましたので参加させて頂きました。
 2クールものが一気に終わった為、非常に感想多めで時間かかりました。
2009秋調査(2009/7-9月期、終了アニメ、43+1作品)
B,B,x,x,x,x,A,x,C,D,
C,x,B,x,F,x,x,C,x,x,
x,x,x,x,x,x,C,x,B,x,
x,x,x,x,x,x,x,x,A,x,
C,B,C,x,
{総評、寸評など}
01,青い花,B
 原作未読。ここ数年、自分が知らなかっただけかもしれないけれど、定番になった百合モノ・・・を軽く凌駕したガチものでした。終始安定して視聴できる作品ではありましたが、やはり自分は『Candy boy』レベルの緩い百合で十分である事が理解できました。
02,化物語,B
 原作未読。新房監督&渡辺明夫さんペアで始まって一番の期待作だったんですが・・・期待の大きかった分、会話の妙とキャラ設定以外は微妙な作品に・・・まあ、その会話が肝な作品なので、その点では、十分な水準を満たしておりました。
 それと、BDやDVDが驚くほど売れていて、やっとシャフト演出が世間的にも認められた(?)様な気がするものの、原作人気がやはり大きかったのでしょうかね。
07,大正野球娘,A
 原作未読。大正時代に野球を行う娘達の物語。熱いとまでは言わないものの、野球の試合をしっかり描いていたのは好印象。また、各キャラも魅力的で、登場人物ばかりが多いと数人、どころか半分は埋没しそうなものになのに、12話と短いながらも、この作品ではそんな事も無く、それぞれが良い味を出しておりました。
 秋に開始されたアニメに、あの二本が無ければ、BD版を購入したい所でした。
09,宙のまにまに,C
 原作既読。文化部の中でも漫画の主題とするのは難しそうな”天文部”にスポットを当てたラブコメ・・・と思わせて、天文に関しての会話や星空の撮影方法に関しても触れるギャップが興味深い作品でした。
 結局、原作が終わっていない為、四角関係(?)な恋愛は答えが出ないまま・・・ぶっちゃけ、おまけみたいなものですからね。
 ちなみに姫派・・・なんだけど、早見沙織さんが演じただと言うだけで小夜の株は上がった。
10,バスカッシュ!,D
 最終回は録画をミスった為、視聴できておりませんが、その前までは視聴しておりました。感想を記していなかったのは、愛想を尽かした・・・って程ではないものの、感想を記す気分にもならなかった為。一体、どこに面白さを見出せばよいのかと、軸がぶれ過ぎていたのが痛い。
 主人公に魅力が無いのは置いといて、エクリップスは良かった・・・?
11,シャングリ・ラ,C
 原作未読。GONZO+村田蓮爾さんと『青6』好きとしては期待した訳ですが、『LAST EXILE』の域に達する事もなく・・・そもそものキャラ絵が変わってしまって無念。近未来SFに日本神話を組み合わせた設定は良かったものの、それが生かされていたとは思えず・・・ただ、美邦様と秋葉原の三爺とマジカルギーナだけは、印象に残りました。それとOPとEDは良かったかな。
 って事で、美邦様の成長物語として視聴するが吉。
13,CANAAN (カナン),B
 原作ゲーム(?)未プレイ。ウィルスやテロ、米軍などを取り扱いながらも、物語自体は徐々に矮小化して、敵側の登場人物の少なさも相俟って微妙な終わりに・・・。アクションシーンとキャラ設定は良かっただけに、それだけの作品になってしまったの残念。
 B級アクション映画テイストな展開は好きでした。
15,狼と香辛料II (2期),F
 原作未読。1期視聴済。仕事が忙しくなって、途中で脱落・・・そのまま視聴止め。恋敵っぽいのがいらなかった・・・まあ、その後を知らんのでなんですがね。
18,戦場のヴァルキュリア,C
 原作ゲーム未プレイ。時代を先取りした最新鋭戦車であるエーデルワイス号で戦場を駆ける軍兵達の地味臭くも地に足の着いた戦記ものかと思っていたら・・・主人公は恋愛関連でヘタレ化して、ヒロインは独立独歩で超人的な能力を身に着けて大暴れする超人バトルものへ・・・戦車もただの飾りとなって、期待したものと違うからと、ダメな作品と断じてしまうのはいけないと理解しつつも、イサラが死ぬまでが華でしたね。
 コミック版は現状面白い。
27,ティアーズ・トゥ・ティアラ,C
 原作ゲーム未プレイ。キャラ魅力もあり、作画も安定、戦闘シーンもとても熱くて良かったのに、何故か微妙に記憶に残らなかった。この手の戦記ものでは重要な個性的で魅力的な敵の存在が皆無に近かったのも要因か?
29,懺・さよなら絶望先生 (3期),B
 原作既読。1期、2期視聴済・・・毎回のネタを刹那的に楽しむ作品である為、この作品以上に感想を記し辛い作品は早々ありませんでした。更に3期ともなると、4期を考えないばかりに、ギリギリなネタを多くなって持ってきており、その点はとても楽しめました。絵描き歌は良かった。
39,うみものがたり あなたがいてくれたコト,A
 原作パチ(?)未プレイ。沖縄を舞台したほのぼのコメディ・・・と思いきや、魔法少女ものへ・・・と、当初期待していたものと、大きく異なる展開へと変貌を遂げ続けておりましたが、声優さんの熱演と、(微妙だったりもしましたが)方言とが、妙にマッチしていた点は良かった。
41,Phantom (ファントム) Requiem for the Phantom,C
 原作ゲーム未プレイ。終わり悪ければ全て悪し・・・では無いけれど、26話も視聴させてBAD ENDを見させられると流石に辛い。そもそも自分のこの作品に対しての視聴スタイルは、アイン=江蓮が、玲二と出会う事で不幸な境遇から脱却していく様が希望であり、救いであったのに、それを突き落とす形での結末。前半はともかく、中盤以降は視聴の辛い微妙な作品となっていただけに、江蓮が救われる事だけを希望にして視聴していただけに無念。まあ、それまで面白くて最後の最後に落とされるよりは、ずっとましですが・・・。
42,涼宮ハルヒの憂鬱 (再構成版、全28話),B
43,涼宮ハルヒの憂鬱 (新作話のみ),C
 原作未読。1期視聴済。エンドレスエイトは、視聴する分には楽しかったが、DVD購入組としては非常に辛い展開でした・・・そして、自分の中のハルヒは終わった。1期で面白い話は全て使い切ってしまって、2期はあまりモノだったのか? と思ってしまった程。
 ただ、劇場版は長門メインらしいので思案中。

 先週までに購入しておきながら、記入忘れていたものです。

萌え萌えクトゥルー神話事典

萌え萌えクトゥルー神話事典

 書籍:『萌え萌えクトゥルー神話事典
 店舗とらのあな秋葉原
 特典:オリジナルカード。絵柄は、表紙と同じニトロプラス津路参汰さん。

 感想:表題通りのクトゥルフ神話を萌え文化で侵食した作品。以前は好んで購入もしましたが、最近はあまりに食傷気味過ぎて、むしろ敬遠していたのだけれど、流石に「クトゥルフ神話」と聞いては、見逃す訳には参りません。
 で、イラストは確かに萌え絵となっているものの、文章に関しては普通にまともな内容となっておりました。まあ、この手のものとしては当然ですが・・・ってか、5年前に『クトゥルフ神話ガイドブック』を刊行していた朱鷺田祐介さんも参画されてテキスト担当されているとは・・・ちなみに萌えの方が見易い。

 しかし、表紙だけが抜きんでて、あれな気もしますな。 書籍:『とある魔術の禁書目録(5)』
 店舗ゲーマーズ秋葉原
 特典:ブロマイド。絵柄は、一方通行と打ち止め・・・今巻には登場しとりませんがね。

 感想:帯の「当麻と美琴が恋人に!?」の文字を読んで、アニメでの美琴デレデレ話好きとしては購入せざるをえませんでした。結局、漫画でも当麻のセリフは分らないんですな。
神太刀女 5 (MFコミックス アライブシリーズ)

神太刀女 5 (MFコミックス アライブシリーズ)

 書籍:『神太刀女(5)』
 店舗とらのあな秋葉原
 特典:オリジナルカード。絵柄は、「一」・・・はがねが嫌われていると言うよりも、とらのあなでは単行本1巻の時から、延々絵柄が「一」で・・・統一されているのか?

 感想:感想は前回5巻購入時に・・・は記していないけれど、雑誌購入時に時折しるしているので割愛。