TOKYO MXにて火曜深夜に放映が開始された『ベン・トー』の第1話「ネバれ、納豆オクラ丼ぶっかけチーズトッピング弁当 440kcal」を視聴する。
 スーパーの割引弁当を巡って、命懸けの戦いが繰り広げられる話。
 弁当やパンの空っぽな棚を見せられると、半年前の震災直後を想起してしまった・・・関東なのに。
 って事で、設定はおバカ、登場するキャラもおバカ、と適度に何も考えずに見られそうな良作。ただ、物語として、話をどうやって膨らませていくのか分らない。今後は様々なライバルが登場して、弁当を奪い合うってだけに終始するんでしょうかねえ、と。
 それと、何気にハイニーソ、パンストと、この手のアニメにしては珍しく、胸ではなく、足フェチなアニメ。
 まあ、悠木碧さん演じる白粉花が、見た目大人しそうなキャラかと思ったら、想像以上にハイテンションな変態的キャラで驚いた、そして感動したので、今後も期待。

ゲッサン 2011年 11月号 [雑誌]

ゲッサン 2011年 11月号 [雑誌]

 『ゲッサン』は、
 本日単行本1巻刊行の『鉄楽レトラ』が表紙・・・数ヶ月前に読み始めたのに、いつの間にやら、この雑誌を買うようになって、今や最初に読む作品となっています。
 『鉄楽レトラ』(佐原ミズ)は、巻頭カラー。主人公の妹・銘椀に対するイジメ(?)を取り上げた内容ではありますが、やはり女の子で顔に傷があるのはキツイのか・・・この絵では可愛く見えてしまってなんだけどね。

 それにしても、銘椀は主人公以上に自己犠牲の精神が強過ぎて、毎度貧乏くじを引いて悲惨すぎる。本人はそれで良いみたいなんだけれど、彼女には幸せになってもらいたいものですな。総じて、この兄妹は関わる人間は良い方向へと向かうのに、この二人は亀の歩みなのがじれったい。
 ほんでもって、ラストで主人公は運命の女性と再会・・・と言うか、一方的に視認するだけでしたが、そこで続く。
 次号は休載・・・無念。
 『アサギロ〜浅葱狼〜』(ヒラマツ・ミノル)は、試衛館に潜入した藤堂平助が、沖田総司に扱き使われながら、実は修行になっていた、な話。
 『月の蛇〜水滸伝異聞』(中道裕大)は、宿元景が率いるはずであった十節使の指揮をl、高キュウが奪っての梁山泊討伐戦・・・早くも暗雲立ち込める、ってか、官軍に敗北フラグが立ちまくりすぎです。
 って事で、今回は懐かしの水滸伝キャラが多々登場して、新規は関勝と呼延灼の二将となっておりました。

 『信長協奏曲』(石井あゆみ)は、上杉謙信の下へ戻った忍・おゆきの話。その姉は本物の忍っぽくて、何を考えているの分りづらくて怖そうだ。

鉄楽レトラ 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

鉄楽レトラ 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

 『鉄楽レトラ』は、背が低くてバスケを諦めた少年が、背が高過ぎてスペイン舞踊の夢を諦めた少女と出会うボーイミーツガールもので、それぞれが新しい運命を模索する事になっていく話。冴えない主人公が、ヒロインとなる少女と出会って変わっていく作品は多いけれど、この作品は主人公がヒロインに影響を与えて、主人公自身は単行本1巻の最後の最後まで冴えないまんまなのが目新しい気がしました。
 本作品は、雑誌を捨てる際に何気なく読んだら一気に魅せられてしまった。この手の作品をあまり読まない自分なんですが、この作品は別格でした。
 ちなみに、少女は連載誌の今月号まで登場しなかったりしますがね。
 それにしても、3話で初登場となる妹・銘椀があまりに健気過ぎて、何度読んでも毎回涙が出てしまいます。むしろ、ヒロインは、妹なのではなかろうか、と。

 ちなみに今月の雑誌と本書の間は、2話分・・・かな。3話が70ページ近かったりと結構ページ数にばらつきがあるので、物語的には結構進んでいたりするので、単行本を購入して、最新の雑誌を購入すると結構「?」となりそう。