『義風堂々!! 兼続と慶次』の第八話「いくさ人の風」を視聴する。
 石田三成が登場しました。
 って事で、秀吉による上杉家への新たな嫌がらせとして、慶次を呼び出すのでした。
 秀吉との対面は有名なシーンとなるのですが、この作品の秀吉は大物ではあるものの、悪いだけに見えるのがなあ、と。

『史記 武帝紀』(2巻)読了

 北方謙三 角川春樹事務所(時代小説文庫) 411ページ 各600円+税
 前漢武帝時代、武帝に仕える匈奴討伐の功労者・衛青、その甥・霍去病の二人の武人の物語を主軸にして、匈奴から河南を奪い返すまでが描かれておりました。漢側にはオリジナル要素を含ませる余地が少ない為、匈奴側に霍去病の宿敵となるであろう武将を登場させたりとバランスを取っておりました。
 とは言え、今後の展開が分っているので、なんですけどね。まあ、史実で忠実でない場合がある著者ではあるのですが、さて。
 一応、今後の伏線として、斜めに構えた感じで司馬遷が登場しておりました。
 この書籍は2009年8月に刊行されたものの文庫化です。
〈二〉:2013年6月18日第一刷発行 ISBN:9784758437424