先週20日に公開された劇場アニメ『雲のむこう、約束の場所』を観てきました。
 ほとんど一人でやってしまう新海誠監督作品。この作品では原作、脚本、監督、撮影、編集、作画(絵コンテ、演出)、CGワーク、色彩設計、音響監督、主題歌作詞、製作等々。
 現代とは異なる並行世界。南北に分断された日本を舞台に繰り広げられる少年、少女の物語・・・詳しくは上のはてなキーワードを見れば一発かな。内容はSFっぽい恋愛ドラマな訳ですが・・・ライトノベルなノリで、ちょっと懐かしい雰囲気漂う作品でした。結構好きです。
 ってか、映像が非常に素晴らしかった・・・キハ58系(だよね?)がやたらと登場、その作り込み様が凄くて感動した。空と水の表現も良かったかな。それとステルス機。
 まあ、内容は色々と突っ込み所が無くもないんですが、瑣末な事として無心に観れば楽しめます。音と映像が気に入ればなんとか・・・。
 それよりもヒロインが南里侑香さんでバイオリンを弾くものだから、ヘンリエッタに被って仕方が無かった。
 期待以下の作品では無かったので、DVDが出たら買ってもいいかなと。
 で、来週は『新暗行御史』が公開されます・・・この映画も関東圏ではシネ・リーブル池袋でしか上映されないんだよなあ。