『ローマ人の物語11、12、13 ユリウス・カエサル ルビコン以後 上・中・下』読了

塩野七生 新潮社(新潮文庫) 302+220+269ページ 上:476円+税、中:400円+税、下:438円+税
 ローマ、否世界史上屈指の英雄ユリウス・カエサルの生涯・・・をルビコン渡河以後から彼の死、そしてオクタヴィアヌス(後のアウグストゥス)が真の後継者として帝政への道を切り開くまでが描かれます。上・中はローマに戻ったカエサルが行った治績を、下はカエサル暗殺後のローマの混乱を、カエサルの寛容とオクタヴィアヌスの偽善とを対比しつつ記しているんですが、面白いのはカエサル死後の話だったりします。
 この書籍は1996年3月に新潮社より刊行されたものを文庫化したものです。
11:平成16年10月1日発行 ISBN:4101181616
12:平成16年10月1日発行 ISBN:4101181624
13:平成16年10月1日発行 ISBN:4101181632