『巌窟王』の第二十一幕「貴公子の正体」を視聴する。
 伯爵の策謀が結実して、前半はダングラールが、後半はヴィルフォールが、順々に破滅していく話でした。過去の真相が少しづつ語られる筋立ては良かったです。
 そんな中、ヴィルフォール裁判でのカヴァルカンティは滅茶良かった。今回一気に自分の中での株をあげました。最後に牢に戻るシーンでの微笑み・・・裁判所での(刺す前の)言動が本心だったとしたら、真に悲しい限りですなあ。ちょっと、ホロリとしてしまった。
 次回は、フェルナンらしいのだけど・・・あらら。