『ポストコロニアリズム』読了

本橋哲也 岩波書店岩波新書) 232ページ+20ページ 740円+税
 植民地主義を批判する思想ポストコロニアリズムの入門書・・・らしいんだけど、門前払いされました。現在の自分の精神状態に問題があるのか、どうも理解に及ぶ事ができませんでした。序文は現在の反日デモに照らし合わせて興味深かったんですけど・・・。
 目次は「1492年、コロニアルな夜明け」「「食人種」とは誰のことか」「植民地からの脱却」「「西洋」と「東洋」」「階級・女性・サバルタン」「「日本」にとってポストコロニアリズムとは何か」となっています。前半の大航海時代を題材とした箇所はそれなりに読めたのですが・・・後半は焦点がつかみきれなかったのが遠因かなと。
 2005年1月20日第1刷発行 ISBN:400430928X