津本陽 PHP研究所(PHP文庫) 297ページ 552円+税
戦国を代表する12の城とその城に纏わる武将を紹介した書・・・一部首を傾げたくなる城もあったりしますがね。城塞の解説が詳しい本って訳ではありませんが、著者が訪れ、率直な感想を記しているのが魅力です。
取り上げられている城は、安土城(織田信長)、上田城(真田三代)、金沢城(前田利家)、小田原城(後北条一族)、和歌山城(二人の家老)、高天神城(武田勝頼)、一乗谷館(朝倉義景)、肥前名護屋城(豊臣秀吉)、小谷城(浅井長政)、武蔵忍城(成田氏長)、信貴山城(松永久秀)、春日山城(上杉謙信)となっています・・・つうか、著者の地元だからって和歌山城はどうなんでしょう。
この書籍は2003年5月に刊行されたものの文庫化です。
2005年4月18日第1版第1刷 ISBN:4569663729