【雑誌】メディアワークス月刊コミック電撃大王 12月号』
【雑誌】メディアワークス電撃PS2 Vol.329』
 『電撃大王』は、『かみちゅ!』(作:ベサメムーチョ、画:鳴子ハナハル)はイノシカチョウ初登場で初めてのお願い事話。アニメ版では総理大臣からの願いで火星人ネタだったけど、漫画版では地元で離れ離れの恋人の恋を実らせるという地域密着型。イノシカチョウの命名も良かったし、こちらの方がむしろ好ましかった。『ガンパレード・オーケストラ』(さなづらひろゆき)は、唐突感が無くもないけど、問題娘が石田に歩み寄る話。ってか、アニメ版もこういう展開に持ってきてくれているんだったら良かったのに・・・漫画版は絵柄はともかく、石田が有能に描かれているのもポイント高い。特に今月号は、副官の彩華に向かっての「私が恨まれる事で皆が生き残る可能性が少しでも上がるなら、私は憎まれ役でいい。愛される役はあなたにまかせる」はしびれた。『よつばと!』(あずまきよひこ)は、よつばにライバル登場。大人なのに子供・・・そんなバカなやり取りが楽しい。ここまでよつばがキレまくるのも珍しい。バカと言えば『はやて×ブレード』(林家志弦)・・・桃香もはやてに負けず劣らぬバカだったって話。『百合星人ナオコサン』(kashmir)・・・ページが増えてる。
 『電撃PS2』は、私的に非常に満足できる号でした・・・つうか、『幻想水滸伝』の映像が収録されているからなんですがね。映像自体はゲームショーで流れていたものであり、ネットでも公開されていたものなんですけど、映像のクオリティが違いますので。他にも『ワンダと巨像』『ゼノサーガ エピソードⅢ』などは魅力。『ソウルキャリバー』『テイルズオブジアビス』もあるけど、こちらは既に視聴したものと変わらない(?)のでなんとも。
 あ、そう言えば某社出身者の方達は買って損なしです。