スパイダーパニック

 萌ホラー映画『バタリアン4』に触発されて購入したDVD『スパイダー・パニック』を視聴する・・・視聴自体は東京ファンタ祭(2002年)以来なので2回目。
 巨大蜘蛛が大挙して人間を襲うべたなモンスターパニックホラー。
 蜘蛛嫌いとしては画面狭しとひしめき合う蜘蛛の大群など最悪の映画なんですが、これだけ巨大でCG全開だと気色悪さや怖さは薄れますなあ。ってか、吹き替えだからではないだろうけど、蜘蛛のあの可愛い声がイメージをぶち壊す。
 やはり『巨大クモ軍団の襲撃』(巨大と言うけど只のタランチュラ映画)のトラウマになる(子供の頃観たというのもあるが)怖さには敵いませんな。
 で、視聴後に映像特典を見る。
 監督のエロリー・エルカイェムがゴキブリ大量発生パニック映画『ブラッダ』の監督だった事に今更気付きました。
 ってか、何気に自分はこの監督の映画を全て(映画館で)視聴している事になるのか・・・これはやはり『5』も観に行くしかないのか?
 ・・・
 なんか、これだけ読むと自分がB級、しかもホラー映画しか観ないような印象をもたれそうだけど、自己弁護すると基本的に映画はそれなりに観ています。一時期のような一月20本(テレビやレンタルですが)は観ませんけど・・・。
 って事で唐突に好きな映画(ホラーとアニメ映画除く)を5本上げると、こんな感じ。
・『カスパーハウザーの謎』(1974年/西独 ヴェルナー・ヘルツォーク
 ヘルツォーク作品は総じて好きではあるけど、この作品は格別。考え方の根幹を揺るがされた。
・『アリス』(1988年/瑞西 ヤン・シュヴァンクマイエル
 アリスの不気味さがここまで描かれるのはシュヴァンクマイエル以外考えられない。
・『バロン』(1987年/米 テリー・ギリアム
 この頃のユマ・サーマンは本当に綺麗でした。むしろその後著名になった某作品を観てがっかりした。
・『ブレードランナー』(1982年/米 リドリー・スコット
 基本故に挙げておく。内容はともかく映像的には素晴らしい。ちなみに書籍の『2』『3』はつまらないです。
・『』(1985年/日・仏 黒澤明
 『影武者』『蜘蛛巣城』も良いんだけど・・・。
 実際には、もっと色々と好きな映画はあるんだけど・・・それはまた追々。