断じて否!」(ゼクスアンチスパイラル)
 『天元突破グレンラガン』の最終回第27話「天の光は全て星」を視聴する。
 アンチスパイラルとの最終決戦は、ロボ形態でのガチバトル・・・どころか、銀河をも武器にする程、巨大化しての壮大な戦いとなっておりました。
 相変わらず無駄に熱い戦いは見ていて燃えるんだけど、毎回同じ様な展開と言えなくも無いのがなんとも・・・決着も敵の攻撃で貫かれるとマトリョーシカ人形の如く次が出て、最後がラガンだけになるシーンは、流れも見せ方も良かったんだけど、ロージェノム戦を想起した。
 ニアが消えたのは普通に悲しかったが、ブータの人間形態化が先週だけだったのは、あまりに意味なくて悲しかった。同列かよ。
 ED終了後は20年後が描かれておりましたが、ロシウの老け方もだけど、声が神父さんと同じ中田譲治さんになっていたのは驚き・・・血は繋がっていないよなあ? と。
 それにしても、20年経ってもほとんど変わらないリーロンは・・・本当に人間?
 何気にカミナの近くに作られたニアの墓には泣けた。
 って事で、長くも短くも感じた本作も最終回。
 シモン達が大人になってからは、シリアスな大人向け鬱アニメ展開にでもなるかと心配していたけど、熱い展開に戻ってくれたのは嬉しかった。勢いだけのアニメなんだから、それが削がれたら魅力半減ですよ、と。
 カミナの存在や、アニメ以外での処々の問題等、歴史に残るアニメになるかはともかく、今期を代表する作品の一つであった事は確実でしょうなあ。
 なんでも、再放送が決定しているそうで、深夜だし温泉回はDVD版準拠なのか?